群馬県に位置する「草津温泉」は江戸時代の温泉番付で最高位である東大関に格付けされた、日本を代表する名泉の一つであり、日本三名泉の一つです。そんな「草津温泉」の人気の理由とは一体何なのか。今回は#草津温泉でインスタグラムに投稿された約4万件の写真から「草津温泉」の実態に迫っていきました。
■#草津温泉と同時投稿ハッシュタグ(n=39,430)
＃草津温泉と同時にインスタグラムへ投稿されているハッシュタグをみてみましょう。
・「湯畑」7466件（27.4%）
・「湯もみ」1008件（3.7%）
・「足湯」762件（2.8%）
・「西の河原公園」313件（1.1%）
〜ハッシュタグからわかる草津温泉人気ポイント「湯畑」〜
湯畑（ゆばたけ）とは温泉の源泉を地表や木製の樋に掛け流し、温泉の成分である湯の花の採取や湯温を調節する施設のことを指します。草津温泉ではこの湯畑が観光名所となっています。桶を通して流れてくる温泉と湧き上がる湯気がみれ、とても幻想的な場所となっています。
〜ハッシュタグからわかる草津温泉人気ポイント「湯もみ」〜
草津の温泉はとても熱く、約51度から熱いところでは91度以上もあるそうです。温度を下げるために水を入れたいところですが、それでは温泉の効能が薄れてしまうため、大きな木の板を使って1日に4回お湯をかき混ぜ、温度を下げる「湯もみ」を昔から行っていました。草津の「熱乃湯」ではその伝統風習を見ることができます。また日によって体験することもできるようです。ちなみに、「熱乃湯」は映画「テルマエ・ロマエⅡ」の撮影にも使われました。
〜ハッシュタグからわかる草津温泉人気ポイント「足湯」〜
上で紹介した「湯畑」の周りには無料で楽しめる「足湯」があります。バスターミナル前、湯畑前、地蔵の湯前などで入ることができます。０円でお肌に良い草津の湯を堪能出来るのは訪問者にとって嬉しい知らせ。寒い季節にバスターミナル前などで浸かる「足湯」は最高の気持ち良さでしょう。 〜ハッシュタグからわかる草津温泉人気ポイント「西の河原公園」は「湯畑」と並ぶ人気スポットの一つで、湯畑から徒歩10分で行けます。公園内には露天風呂があり、熱いお風呂が多い草津温泉の中で熱いお風呂が苦手な人でも入れる数少ないお風呂です。夜はライトアップされ、星空を眺めながら入浴出来る最高のスポットです。
■＃草津温泉が投稿されている日別データ(n=1357)
2016年6月の日別投稿数を見てみます。図から曜日ごとに投稿数の差が出ていることがわかります。木曜・金曜日の投稿数は少なく、土曜・日曜日になると投稿数が上昇しています。
《調査まとめ》
・草津温泉の一番人気スポットは「湯畑」。
・迫力満点な伝統風習「湯もみ」は見応え満点。
・0円で草津の湯を楽しめる「足湯」がある。
・露天風呂がある「西の河原公園」も「湯畑」とならぶ人気スポット。
以上は、株式会社PASTUREが独自に分析を進めているハッシュタグに関する調査の一部です。
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■調査概要
調査タイトル：Instagramハッシュタグレポート2016⑦草津温泉編
調査対象：Instagram上で#草津温泉のハッシュタグが付いている画像39,430件
調査期間：～2016年7月31日
調査方法：インターネット調査
調査地域：全国調査件数：39,430件
実施機関：株式会社PASTURE