【2022年最新】Instagram(インスタグラム)のブランドコンテンツについて使い方から広告まで徹底解説!

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Instagram(インスタグラム)ブランドコンテンツとは、ビジネスとクリエイターにおける協業関係の透明性を向上させるためにMeta(旧Facebook)社が提供している機能です。

本記事では、Instagramブランドコンテンツの活用方法・メリット、さらにブランドコンテンツ広告についてまとめました。

目次
1. Instagramブランドコンテンツとは?
 1-1 ブランドコンテンツを活用するメリット
 1-2 ブランドコンテンツの投稿方法
 1-3 ブランドコンテンツのインサイト確認方法
 1-4 ブランドコンテンツが使えるコンテンツ(フィード、ストーリーズ、ライブ動画、リール動画、Instagram動画)

2. ブランドコンテンツを活用する2つの方法
 2-1 タイアップ投稿(通常投稿)
 2-2 ブランドコンテンツ広告(広告配信)

3.ブランドコンテンツ広告とは?
 3-1 ブランドコンテンツ広告が使える配置(フィード・ストーリーズ・リール動画)
 3-2 ブランドコンテンツ広告が利用可能な広告の目的

4. 使用の注意点 
 4-1タイアップラベルが使えない?

1. Instagramブランドコンテンツとは?

著名人やインフルエンサーなどInstagram上で影響力を持つユーザーの投稿を見て、商品やサービスの専用サイトを閲覧したり、購入したりしたことがある、という方も多いのではないでしょうか。

Instagramブランドコンテンツとは、スポンサー関係にあるビジネスの商品やサービスに関する投稿をユーザーがInstagramにシェアする際、該当する投稿に協業の関係にあることが表示され、透明性が向上する機能のことです。

参照:Instagramにおける、ビジネスとクリエイターの協業関係の透明性を向上

これまでは、「#PR」などの表記をしてビジネスとの協業関係を示すのが一般的でしたが、ブランドコンテンツ投稿では、各投稿のアカウント名の下に、「XXX(ブランド名)とのタイアップ投稿」とタイアップラベルが表示されるようになり、「#PR」と同様の意味を持つとされています。

タイアップラベルは、互いの認証を得てからでないと使用できないため、「#PR」よりも透明性が高いと言えるでしょう。

画像の引用:Instagram、ブランドコンテンツツールの提供範囲をより多くのクリエイターへ拡大

1-1 ブランドコンテンツを活用するメリット

・協業先のアカウントへユーザーを誘導できる
・インサイトを共有できる

1つ目は、協業先のアカウントに誘導できることです。
これまでは、投稿のキャプションなどで「@XXX(ブランド名)」 とアカウント名を記載をしたり、タグ付けをしたりして、協業先の企業アカウントへの導線を作ることが一般的でした。

ブランドコンテンツでは、アカウント名の下(サブヘッダー)に協業先のアカウントが表示されるため、キャプションよりも目立つ位置に掲載できるようになりました。

協業することで商品やサービスのPRはもちろんのこと、アカウントのフォロワーを獲得することも目的となっていることが多いでしょう。そのため、目立つ位置にアカウントへ遷移させる導線を確保できることは大きなメリットと言えます。

2つ目は、タイアップ投稿のインサイトを共有できることです。
通常、投稿のインサイトは投稿したアカウントからのみ閲覧できます。
ブランドコンテンツ投稿では、協業先の企業とインサイトを共有することができます。

著名人やインフルエンサーとの取り組みにおける影響力はどのくらいあったのか、企業側からも確認することができ、共有の手間が省けたり、各種数値を確認して細かく分析できたりと、インフルエンサー側・企業側の双方でメリットとなるでしょう。

また、協業することによるメリットとも言い換えられますが、下記の点もブランドコンテンツを使うことで得られる効果と言えるでしょう。

・影響力のある著名人やインフルエンサーを経由して情報発信ができる
・起用した著名人やインフルエンサーのフォロワーに情報を届けられる

1つ目は、商品やサービスを使った感想を、著名人やインフルエンサーから情報発信ができることです。

発信する内容が一緒でも、誰がそれを言っているのかというのは重要です。
「あの人も使っているなら試してみたい!」などのように、情報を受け取るユーザーの印象も大きく変わることでしょう。

2つ目は、通常リーチしていないユーザーに情報が届く可能性が高まることです。
Instagramは他のSNSと比較すると、リツイートなどの機能が備わっておらず、拡散性の低いプラットフォームとなっています。そのため、基本的にはアカウントをフォローしているユーザーにしか情報が届かない仕組みです。

ブランドコンテンツ投稿を行えば、企業のアカウントはフォローしていないけれど、著名人やインフルエンサーはフォローしているといった、これまではリーチできなかった層に情報を届けることができます。

Instagram運用を成功に導く鍵は分析と改善です。
インサイトの数値をよく確認して、その後の運用に活かしていきましょう。
分析には、Instagram(インスタグラム)運用支援ツールのMASAIがおすすめ!:https://mas.ai/

1-2 ブランドコンテンツの投稿方法

ブランドコンテンツは以下の手順で投稿できます。

クリエイターが行う設定
アカウントプロフィールから「設定」>「クリエイティター」>「ブランドコンテンツ」

>「ブランドパートナーに承認をリクエスト」>協業するアカウントの横にある「リクエスト」>「リクエストを送信」

企業側が行う設定
クリエイター側とほぼ同様の操作で設定できます。
アカウントプロフィールから「設定」>「ビジネス」>「ブランドコンテンツ」>
「コンテンツクリエイターを承認」>受け取ったリクエストから協業先のアカウントを「承認」

 1-3 ブランドコンテンツのインサイト確認方法

ブランドコンテンツ投稿のインサイトは以下の手順で確認できます。
アカウントと紐づけているFacebookページを開く>「インサイト」>「ブランドコンテンツ」>該当の投稿をクリック

閲覧できるインサイトは下記の通りです。
配信インサイト
・リーチ(合計リーチ人数と、オーガニックリーチとペイドリーチの内訳)
・インプレッション(合計インプレッション数と、オーガニックインプレッションとペイドインプレッションの内訳)
・リアクションとコメント
・オーディエンスインサイト

オーディエンスインサイト
・年齢
・性別
・場所

ストーリーズインサイト
・次へのタップ
・前へのタップ
・ストーリーズからの移動
・返信

 1-4 ブランドコンテンツが使えるコンテンツ(フィード、ストーリーズ、ライブ動画、リール動画、Instagram動画)

現在、ブランドコンテンツの投稿が可能なコンテンツは以下の5つです。
・フィード
・ストーリーズ
・ライブ動画
・リール動画
・Instagram動画

2. ブランドコンテンツを活用する2つの方法

先述の通り、Instagramブランドコンテンツとは、スポンサー関係にあるビジネスの商品やサービスに関する投稿をユーザーがInstagramにシェアする際、該当する投稿に協業の関係にあることが表示される機能を指します。

その機能に関わる宣伝方法は2種類あります。

2-1 タイアップ投稿(通常投稿)

タイアップ投稿とは、本記事でこれまで紹介してきた通常投稿にタイアップラベルをつける投稿です。

タイアップ投稿は通常投稿のため、著名人・インフルエンサーや企業のアカウントをすでにフォローしてくれているユーザーに向けて情報発信をする方法です。

人気投稿になり、発見タブなどで外部への露出がない限り、基本的にはフォロワーのみに届くと考えて良いでしょう。

2-2 ブランドコンテンツ広告(広告配信)

一方、ブランドコンテンツ広告とは、広告と名のつく通り、広告費をかけてフォロワー以外の人にも情報発信を行う方法です。

通常投稿だけではリーチできない層へ向けて、年齢、性別、地域や興味関心などを設定しリーチを獲得します。

ブランドコンテンツ広告は、タイアップ投稿の効果をさらに加速させるために使用すると考えて良いでしょう。

Instagram広告については下記の記事で詳しく解説しています。
【初心者向け】INSTAGRAM(インスタグラム)広告って何?〜スマホからも出稿できるの?種類は?

3.ブランドコンテンツ広告とは?

ブランドコンテンツ広告について詳しく見ていきましょう。

せっかく著名人やインフルエンサーと取り組みをしているのなら、広告を活用してより多くの人に投稿を届けましょう。

3-1 ブランドコンテンツ広告が使える配置(フィード・ストーリーズ・リール動画)

ブランドコンテンツ広告が使用できる広告の配置は以下の通りです。

・フィード
・ストーリーズ
・リール動画

 3-2 ブランドコンテンツ広告が利用可能な広告の目的

広告配信を行うときは、最初に目的を設定します。

例えば、より多くの人に届けたい場合は「リーチ」、専用のLPやサイトなどに集客したい場合は「トラフィック」、ECサイトなどで商品の購入数をより獲得したい場合は「コンバージョン」などを設定するのが一般的です。

ブランドコンテンツをクリエイティブとして使用する場合に、使用可能な目的は下記の通りです。

・リーチ
・ブランドの認知度アップ
・トラフィック
・コンバージョン
・アプリのインストール
・動画の再生数アップ
・ページ投稿のエンゲージメント(フィードのみ)

4. 使用の注意点

 4-1 タイアップラベルが使えない?

タイアップラベルを使う場合には、クリエイターアカウントやビジネスアカウントに切り替えていれば誰でも使用できる機能です。

しかし、手順通りに設定を行なってもタイアップラベルを追加するボタンが出てこない場合があります。

・アカウントを開設したばかりである
・アカウントを長期間放置しており、アクティブでない期間が長かった

使用する場合は、日頃からアクティブな運用を心がけましょう。

弊社では、これまでの運用代行で得た知見や、Instagram分析ツールで得た各種データを基に、SNSの運用代行やコンサルティングなどを行なっております。

詳しくは下記お問い合わせフォームよりご相談くださいませ。
https://corp.pasture.biz/index.php#contact

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