前回、【フォロワー数別にみる「いいね数といいね率」】〜キャスティング編〜ということで、「どれだけのフォロー数を抱えるインフルエンサーをキャスティングするべきなのか」について綴りました。
*キャスティング編はこちら(http://corp.pasture.biz/press/202/)
でもやっぱり、皆さんが気にするのは、「コスト」ではないでしょうか？
そこで今回は、最大限のコストパフォーマンスを実現させて、損をしないようなキャスティングをコスト面に焦点を当て、以下にまとめました。
《調査》
今回は、弊社のインフルエンサーキャスティングプラットホーム「ROOSTER」に登録しているユーザーからランダムに抽出した600人を対象として、
（フォロワー数）
①100~5,000
②5,001~10,000
③10,001~50,000
④50,001~
といったように、４つのセグメントに分けて「１いいね当たりの平均単価」を調査してみました。
*調査手順：フォロワー数ごとに平均いいね数を計測し、それに対する1いいね当たりのコストを算出。
上の青色のグラフは、フォロワー数別１いいね当たりの平均単価の推移を表しています。
：1いいね当たりの平均単価＝｛フォロワー数×フォロワー単価）/平均いいね数｝
フォロワー単価については、国内のキャスティング会社８社の平均単価を元に
〜5000は、6円
5001〜10000は、４円
10001〜50000は、3円
50001〜は、2.8円
としています。
《考察》
・フォロワー数が増加するに伴い、１いいねの単価は高くなっている。
・近似線と、棒グラフを見てみると、②5000〜10000と③10001〜50000の時に、近似線を下回っている。
・近似線が棒グラフを上回っているのは、①100〜5000と④50001〜である。
《結果》
・①100〜5000は、1いいね当たりの単価に関して１番低いが、リーチ数との兼ね合いからは、コストパフォーマンスが高いとは言えない。
・②と③に関しては、リーチ数に加えて、1いいねに対してもコストパフォーマンスが高い。
（特に③は、良い）
・④50001〜に関しては、リーチ数は期待できるが、１いいね当たりの単価が高くなってしまう。
《まとめ》
・①100〜5000の人は、リーチ数を気にしないのであれば１いいね当たりの単価が1番低い。
・対照的に、④50001〜は、１いいね当たりの単価を気にしなければ、1番コストを抑えることができる。
・リーチ数と１いいねの単価を考慮して1番コストパフォーマンスが高いのは、③10001〜50000フォロワーである。
以上、【フォロワー別にみる「いいね数といいね率」】〜コスト編〜でした。
ぜひ、この記事を参考にして、Instagramの活用もご検討してみてはいかがでしょうか。
以上は、株式会社パスチャーが独自に分析を進めているハッシュタグに関する調査の一部です。
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Instagramハッシュタグレポートの前回記事はこちら↓
◆ 2017年05月10日 今話題の「なづしの」って？ 〜10代女子を夢中にさせる “友達系インスタグラマー”に聞く、Instagramの流儀〜
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◆ 2017年05月08日 Instagramレポート2017 【Instagramから読み取くゴールデンウィークの人気スポット。ディズニー、USJを抑えて1位に輝いたのは・・・・!?】
Instagramレポート2017 【Instagramから読み取くゴールデンウィークの人気スポット。ディズニー、USJを抑えて1位に輝いたのは・・・・!?】
◆ 2017年04月27日 Instagramレポート2017 【フォロワー数別にみる「いいね数」と「いいね率」】〜キャスティング編〜
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■調査概要■
調査タイトル：Instagramハッシュタグレポート2017 フォロワー数別1いいね当たりの平均単価
調査対象：弊社の「rooster」に登録しているユーザーから抽出した600人
調査期間：～2017年4月20日
調査方法：インターネット調査
調査地域：全国
調査件数：600件
実施機関：株式会社パスチャー