「有馬温泉」は兵庫県に位置する日本三古湯の一つです。有馬温泉と聞くと一つの温泉施設をイメージしがちですがそうではなく、温泉街となっており、「金の湯」「銀の湯」等複数の温泉施設があります。今回はそんな「有馬温泉」の実情に迫っていきます。
■ #有馬温泉と同時投稿ハッシュタグ(n=28227)
#有馬温泉と同時に投稿されているハッシュタグをみてみましょう。「金の湯」 1161件 (4.1%)「太閤の湯」 780件(2.7%)「金泉」 635件 (2.2%)「아리마온천」 538件 (1.91%)
〜ハッシュタグ投稿からわかる有馬温泉 「金の湯」、「太閤の湯」、「金泉」〜
有馬温泉とは有馬温泉街のことを指し、その中でも「金の湯」「銀の湯」と呼ばれる二つの温泉施設が有名です。「金の湯」は赤茶色に濁っている「金泉」を用い、「銀の湯」はそれ以外の透明の温泉「銀泉」を使っています。また、「太閤の湯」は2014年に改装オープンしたばかりで、太閤秀吉の黄金の茶室をイメージした歴史探訪テーマパークの様相となっているそうです。上記のデータから改装オープン以来多くの方が訪れていることが伺えます。 〜「아리마온천」韓国語が同時投稿ハッシュタグの上位にランクイン〜 Instagram上で良く見かける「travel」「日本」の同時投稿数が527件、507件であった中、「아리마온천」(韓国語で有馬温泉の意味)が538件と二つを上回る同時投稿数でした。他の温泉地や観光地には見られない、初の外国語(英語以外)のランクインでした。この事から多くの韓国人が有馬温泉に訪れていることが考えられます。
■#有馬温泉が投稿されている曜日・時間別データ(n=1339) ※ ROOSTER(ルースター)のInstagram(インスタグラム)調べ
2016年6月の曜日・時間別投稿数を見てみます。図から木・金曜の投稿数が少なく、土・日・月曜日、特に日曜日の15時〜22時に投稿が集中していることがわかります。このことから、土・日曜日の午後に多くの方が有馬温泉で温泉に浸かっていることが推測されます。
《調査まとめ》
・「銀の湯」よりも「太閤の湯」で多くの写真が撮られ投稿されている。
・「銀泉」よりも「金泉」が写真写りが良いためか、多く投稿されている
・韓国人は道後温泉よりも有馬温泉に多く来ている。
・日曜日の15時〜22時が最も混んでいる。
以上は、株式会社PASTUREが独自に分析を進めているハッシュタグに関する調査の一部です。本調査に関する各種ローデータの提供や、別のハッシュタグに関する調査のご依頼、Instagramを通じたキャンペーンのご依頼などは、お気軽にご連絡ください。
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■調査概要
調査タイトル:Instagram(インスタグラム)ハッシュタグレポート2016⑥有馬温泉編
調査対象:Instagram(インスタグラム)上で#有馬温泉のハッシュタグが付いている画像28227件
調査期間:~2016年7月31日
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国調査件数:28227件
実施機関:株式会社PASTURE