Instagramを中心にSNSマーケティング支援を行う株式会社パスチャー(本社:東京都港区、代表取締役:甲斐 優理子、以下当社)は、企業のマーケティング担当者、Instagram運⽤担当者向けに、美容・コスメ、飲食、ファッション・アパレル、旅行、メディアの主要5業界におけるInstagram動向をまとめたレポート「Instagram最新動向レポート〜2021年9月度〜」を公開しましたのでお知らせいたします。https://mas.ai/dl_contents/
1.成長率上位アカウント
美容・コスメ、飲食、ファッション・アパレル、旅行、メディアの主要5業界におけるInstagramアカウントの成長率を調査し分析しています。下の図では、2021/8/1〜2021/8/31までのフォロワー数の推移から、成長率の高かった上位5アカウントを示しています。
美容・コスメ業界の上位アカウントには、ドクターズコスメブランド「AMPLEUR(アンプルール)」の公式アカウント「@ampleur_official」や韓国のメイクブランド「dasique(デイジーク)」、女性美容皮膚科医により開発されたアメリカ発のスキンケアブランド「ロダン+フィールズ」のアカウント「@rodanandfields.japan」が新たにランクイン。スキンケア用品においては、ドクターズコスメへの注目が集まっているように見受けられます。
飲食業界では、前月も上位にランクインしていたポッカサッポロの公式アカウント「@pokkasapporo」や洋菓子ブランド「ヨックモック」の公式アカウント「@yokumoku_jp」に加え、養命酒製造のハーブのお酒公式アカウント「@herb.osake」やマウントレーニアの公式アカウント「@mtrainier.official」が新たにランキング入りしていました。自社商品を活用したアレンジレシピや、おすすめの飲食方法を紹介しているようです。
また旅行業界では、前月もランキング入りしていた新横浜プリンスホテルの公式アカウント「@shinyokohamaprincehotel」が今月も成長率139.4%と群を抜いて1位に。
その他、風景写真を投稿している絶景図鑑のアカウント「@zekkei.picture」や、旅行好きの夫婦が運用している観光地やホテルの紹介をしているアカウント「@travelife_couple」がランクインしていました。
ファッション・アパレル業界では、前々月、前月に引き続き、Classical Elf「@classicalelf_official」、CADUNÉ「@cadune_official」がランクインする結果に。その他、セレクトショップ「Green Parks(グリーン パークス)」のアカウント「@green_parks」や日本製メガネ・サングラスブランド「Oh My Glasses TOKYO(オーマイグラストウキョウ)」の公式アカウント「@ohmyglassestokyo」、セレクトショップ「Whim Gazette(ウィム ガゼット)」の公式アカウント「@whimgazette_official」が上位入りしていました。今月はセレクトショップへの注目度が高まっていたことがわかります。
メディア業界では、今月新たに、旅好き女子のためのプチぼうけん応援ガイド「aruco」シリーズ公式アカウント「@arukikata_aruco」やSucleのグルメアカウント「@sucle_gourmet」がトップ5入りしていました。
9月度も特に上位アカウントのカテゴリに共有点は見受けられませんでしたが、ユーザーの投稿をリグラムし、コミュニケーションを活発にとっているアカウントが上位入りする傾向があることがわかりました。
2.エンゲージメント率上位アカウント
ここでは、主要5業界におけるInstagramアカウントの平均エンゲージメント率を分析しています。
下の図では、2021/8/1〜2021/8/31までの投稿から、アカウントの平均エンゲージメント率を算出し、各業界ごとの上位5アカウントを示しています。
美容・コスメ業界では、先々月から高いエンゲージメント率を獲得しているMISSHAの妹ブランド「A’pieu(あピュー)」の公式アカウント「@apieu_japan」が、今月もエンゲージメント率18.5%で1位にランクイン。
またアイドルグループ「NCT 127」とのコラボ企画に注目が集まっていたネイチャーリパブリックの公式アカウント「@naturerepublic_jp」や定期的なプレゼントキャンペーンを実施していたヒロインメイクの公式アカウント「@heroinemake」が今月新たにランニング入りしていました。
飲食業界を見ると、前月に引き続き、京菓子司 末富「@suetomi.kyoto」が1位に。
また、催事情報を投稿していた「PAUL Japan」の公式アカウント「@paul_japan_1889」が今月新たにランクインしていました。
成長率上位にも入っていたマウントレーニアのアカウントが、エンゲージメント率上位5アカウントにもランクインしており、動物の写真がプリントされたパッケージ発売を記念したプレゼントキャンペーンの実施などが要因の一つとして考えられます。
旅行業界では、前月と比較し、平均エンゲージメント率が上昇傾向にあることがわかりました。
上位アカウントの並びに大きな変化はありませんでしたが、文字入れなどの加工をせずに、ユーザーが撮影した風景画像を、そのままリグラム形式で投稿しているアカウントが多い傾向にあります。
ファッション・アパレル業界では、前月に引き続き、今月もスポーツブランドのアカウントが上位4位を占める結果に。そんな中5位には、成長率上位にもランクインした「Oh My Glasses TOKYO」のアカウントが入っていました。
メディア業界においては、前月に比べて平均エンゲージメント率が下降傾向にあることがわかりました。旅行業界同様に、上位入りしたアカウントの並びには特に大きな変化はありませんでしたが、同業界の成長率上位アカウントと比較すると、「nicola(ニコラ)」の公式アカウント「@nicola_magazine」や花のマガジン「花時間」の公式アカウント「@hanajikan_magazine」など、多くのファンを抱えている雑誌の公式アカウントが高いエンゲージメント率を獲得していることがわかります。
3.フォロワー数上位アカウント
ここでは、主要5業界におけるInstagramアカウントの最新フォロワー数を分析しています。
下の図では、2021/8/31時点でのフォロワー数から、業界ごとのフォロワー数トップ20アカウントを示しています。
<美容・コスメ業界のフォロワー数上位5アカウント>
1位:@shiseido(1,293,682フォロワー)、2位:@shuuemura(697,131フォロワー)、3位:@jillstuartbeauty(607,101フォロワー)、4位:@etudejapan(518,517フォロワー)、5位:@rmkofficial(406,914フォロワー)
<飲食業界のフォロワー数上位5アカウント>
1位:@starbucks_j(3,064,183フォロワー)、2位:@akiko_lawson(855,347フォロワー)、3位:@seven_eleven_japan(773,135フォロワー)、4位:@kaldicoffeefarm(754,348フォロワー)、5位:@cotta_corecle(514,090フォロワー)
<ファッション・アパレル業界のフォロワー数上位5アカウント>
1位:@gu_for_all_(1,354,209フォロワー)、2位:@gu_global(1,274,343フォロワー)、3位:@fifth_store(939,957フォロワー)、4位:@beams_official(717,836フォロワー)、5位:@moussyofficial(712,569フォロワー)
<旅行業界のフォロワー数上位5アカウント>
1位:@relux_jp(342,959フォロワー)、2位:@cotrip_official(342,751フォロワー)、3位:@soudakyoto_official(315,017フォロワー)、4位:@retrip_global(247,696フォロワー)、5位:@travelife_couple(237,185フォロワー)
<メディア業界のフォロワー数上位5アカウント>
1位:@kurashiru(3,967,558フォロワー)、2位:@tastemade_japan(2,036,585フォロワー)、3位:@voguejapan(1,350,817フォロワー)、4位:@hokuoh_kurashi(1,136,774フォフォロワー)、5位:@lipsjp(829,425フォロワー)
各業界におけるフォロワー数6位〜10位のアカウントは画像にてご確認ください。
4.ウェブサイトタップ率
ここでは、美容・コスメ、アパレル、飲食、メディア業界における、1日あたりのウェブサイトタップ率を分析しています。
下の図では、2021/8/1から2021/8/31の間のウェブサイトタップ数・プロフィールビュー数・フォロワー数から、1日あたりのウェブサイトタップ率の平均値・中央値を算出しています。
美容・コスメ、アパレル、飲食、メディア業界における、1日あたりのウェブサイトタップ率を見ると、対プロフィールビュー数ではファッション・アパレル業界が平均値12.0%、中央値13.1%と高い傾向にあり、前月と比較しても上昇傾向にあることがわかります。
また各業界において、対プロフィールビュー数の中央値を比較すると、どの業界も増加していることがわかりました。
一方で対フォロワー数を見ると、今月もメディア業界においてはフォロワーの割合に比べてウェブサイトタップ率が低い傾向に。飲食業界においては、対フォロワー数の平均値・中央値が下降傾向にありますが、美容・コスメ業界、アパレル・ファッション業界では0.1%〜0.2%ほど微増する結果になりました。
Instagram最新動向調査レポートとは
Instagram最新動向調査レポートは、Instagram分析ツール「MASAI(マサイ)」が、17業界・2,000以上のアカウントを対象に最新動向を調査したレポートです。
9月度は、美容・コスメ、アパレル、飲食、旅行、メディアの5業界におけるInstagram活用状況を調査しました。他業界に関するレポートや、ソーシャルメディアに関するイベント・セミナー情報等は、MASAI公式サイト(https://mas.ai/ )をご確認ください。
【調査概要】
・調査対象期間:2021/8/1〜2021/8/31
・主な分析項目:主要5業界におけるアカウント規模別フォロワー数平均成長率・平均エンゲージメント率・投稿数、主要アカウント最新フォロワー数など
美容・コスメ、飲食、ファッション・アパレル、メディア業界のウェブサイトタップ率
・調査対象アカウント数:美容・コスメ、飲食、ファッション・アパレル、旅行、メディアの主要5業界における主要アカウント約1,000*
※ウェブサイトタップ率の調査対象は、美容・コスメ、飲食、ファッション・アパレル、メディア業界の主要アカウント約200*
*アカウントの選定は株式会社パスチャーが実施
<資料ダウンロードについて>
美容・コスメ、アパレル、飲食、旅行、メディア各業界における詳細データは、下記PDFにてご確認いただけます。
▼【美容・コスメ業界編】Instagram最新動向調査レポート〜2021年9月度〜
https://mas.ai/dl_contents/tr_cosme_202109
▼【飲食業界編】Instagram最新動向調査レポート〜2021年9月度〜
https://mas.ai/dl_contents/tr_gourmet_202109
▼【ファッション・アパレル業界】Instagram最新動向調査レポート〜2021年9月度〜
https://mas.ai/dl_contents/tr_fashion_202109
▼【旅行業界編】Instagram最新動向調査レポート〜2021年9月度〜
https://mas.ai/dl_contents/tr_travel_202109
▼【メディア業界編】 Instagram最新動向調査レポート〜2021年9月度〜
https://mas.ai/dl_contents/tr_media_202109
▼その他の資料は下記ページよりご覧ください。
⼀覧ページ:https://mas.ai/dl_contents/
【本件に関するお問い合わせ先】
担当: 株式会社パスチャー 金澤・堀川
メールアドレス:info@pasture.biz
当社では、今後も「次の⼀⼿をリードする」というミッションを実現すべく、企業のマーケティング活動の⽀援を⾏って参ります。
Instagram分析ツール「MASAI」について
ファンとのコミュニケーションを可視化し、Instagramアカウントの運⽤をサポートする分析ツールです。
ファンの属性や⾏動を可視化し、効果的な運⽤を⽬指すことができます。
ベンチマークアカウントやUGCの分析環境も整っており、次に繋がる施策⽴案をサポート。
Instagramのアプリ上でしか確認できなかったインサイト情報が、PC上でデータ管理・分析が可能です。
Instagram分析ツール「MASAI」
https://mas.ai/
媒体資料のダウンロードはこちら
https://mas.ai/material
無料トライアルのお申し込みはこちら
https://mas.ai/trial